2015年08月22日

仮説の話 レベル46

早期蛹化個体のその後。早期蛹化についての仮説

以前紹介した早期蛹化個体の詳細です。

こちら

早期蛹化でも十分でしょ!
って言ってたのに、
なんとアガリはこんな極細サイズでした(笑)
IMG_0617[1].JPG



蛹化の時は短いですけど太くてよいプロポーションしていたんですけどね…


さて、いつものように『都合の悪い時の言い訳』→『都合のいい仮説』といきますか!(笑)

まずラベル情報より、

IMG_0618[1].JPG

順調に体重の増加をしているのがわかりますが、
ここまではかなり期待している個体で、
同一時期の同血統のグループでは上位にはいる成長速度でした。
期待度とは裏腹に5/12(10ヵ月で)カリカリと蛹室形成。
予想では115ℊ以上はあるかな?って思っていたけど、
前蛹体重は106ℊ
6/14 蛹化
8/3 2か月と待たずに早期羽化しています。


言い訳をするとするなら早期蛹化から羽化までの前後は、
僕は引っ越しの準備で忙しく温度調整ができていなかったことによるものだと考えています。
五月雨、梅雨時期は晴れと雨では温度の変動が激しく
現地でも雨期明けに羽化する個体が多いと聞く。
(温度の変動が激しいということは、それだけ気圧の変動も激しく
現地の雨期に近い状態であり、さらには激しく日本仕様の温度の変動を加えていたと仮説。)

日本でも夏場の前半はミンミンやアブラで
お盆辺りの雨によりほんの少しだけ涼しくなったのを感じてツクツクボウシが鳴きはじめる。
(関西の都会ではね。)
こー書くと的を得ているように感じるのは僕だけかな?

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加えて、おそらくは1度2度の気温はもちろん気圧や湿度までも感じ取っているだろう。
人間も季節と気圧の変動で体調不良を起こす人が多い。
こー書くと的を得ているように感じるのは僕だけかな?

それが証拠に
同じ1か月遅れで早期蛹化を迎えてしまった似たような個体は、
温度管理が完璧にできていたので
しっかりと胸角が出来上っています。

IMG_0619[1].JPG
IMG_0621[1].JPG

幸い現地は日本のように四季がなく乾期と雨期のみ。

僕なりの早期羽化を防ぐ手法は

『一定の温度』

もっとも気圧・湿度云々抜きにしての話ですが…

冬場はバラバラで
梅雨明けや湿度の高い長雨明けのほうが
一斉にアガって来ないですか?
こー書くと的を得ているように感じるのは僕だけかな?


どんなに体重乗せることができても
どんなに優良血統でも
最後の最後にコレじゃね。


参考までに。

2013年10月07日

●先行逃げ切りである事。『先行逃げ切り』VS『不全』

●先行逃げ切りである事。『先行逃げ切り』VS『不全』

先行逃げ切りである事…
目標指数は孵化後6ヶ月で90〜100グラム程であること。

自分のスタイルなんだけれど、
『ゆっくりじわじわ型』
より
『先行逃げ切り型』
のほうが
よい個体が出る傾向にある。

僕の考え方なんだけれど、
通常、適正な温度、適正な環境で飼育した場合
ヘラヘラの幼虫は『ゆっくりじわじわ型』にならないってことなんだ。
意図的に、『ゆっくりじわじわ』にしている場合は別として、
ほとんどの場合、
気が付いたら『ゆっくりじわじわ』になっているのと考えている。

言い換えれば、

『ゆっくりじわじわ環境が悪化してきている』ともとれる。

でも、この考えとは反して
同一環境のはずなのに、異なる側面もないはずなのに
違った成長速度を見せる個体がいるのも事実。

こういった場合常に
『絶対なにか要因があるはず…』
と考える。

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話を戻して、
130グラム台を連発しているトップブリーダーのほとんどが
(中には150グラムや160グラムなんてものもいる)
『先行逃げ切り』なんだ。

でも不全を結構出している。

つまりは、『先行逃げ切り』VS『不全』
適正な飼育を行っていれば、自ずと『先行逃げ切り飼育』になり、
幼虫は大型化するが、不全の可能性は付きまとってしまうというもの。

僕が、『先行逃げ切り飼育』お勧めしているのは
『不全』と戦えって言っているわけではない。

適正な飼育環境を整える方が先なんじゃぁないかな?って
『乗せる』『乗せない』って判断もその先できるはずだから。


羽化不全と蛹化不全をみて
『血統の限界値』『種の限界値』或いは『累代飼育の行き着く先』
と判断される方も多いはずだ。


しかし、このチャレンジ精神を持っている人こそが
次世代のヘラクレスを出す人たちなんだ!


目指すは次世代のブリーダー。

無添加飼育(10ヶ月もの)
DSCF1631[1].jpg


ヘラクレスの大型幼虫を作出する為に…

ヘラクレスの大型幼虫を作出する為に…

ここ数ヶ月間ほんとに仕事で忙しくて更新もままならぬ状況でした。
週一程度なら何とか更新できたとは思うのですが、
年のせいか、今年の酷暑に完全にやられてしまい、
今でもアリナミンEXを飲んでいる有様です。

しかし、栄養剤は肉体疲労によく効きますね!
栄養というものがどれだけ幼虫に影響を与えているのかが
実感できた今年の夏でした。

さて、久しぶりのブログの更新の割りに良い書き出しができました。( ̄ー ̄)ニヤリ

ヘラクレスの大型幼虫を作出するための条件として、(130グラム以上)

●栄養豊富な環境の良いマットであること。
●先行逃げ切りである事。

というのを思いついた。

順をおって説明してみると。
●栄養豊富な環境の良いマットであること。

自然界では落ち葉や朽木などが
ミミズやダンゴ虫などによって細かく分解され、
さらにもう一段階小さな微生物によりさらに細かく分解される。(ダニなど)
さらにもっと小さなバクテリアがさらに分解する。
最後にエサがなくなると死骸となる。

※僕のブログでは微生物=ダニなどの目視できそうなもの
バクテリア=目に見えない菌類等に分けている。

この過程の中で、微生物やバクテリアは増殖と減少を繰り返している。
そしてマットの色はどんどん黒くなっていく。
(RFマットやレギュラーマットなどの中熟系のマットは1ヶ月もすれば
最初の頃よりずいぶんと黒くなっているはずだ。)

この増殖と減少のサイクルが何世代にわたってサイクルしているのかは分からないが、
わずか、一ヶ月足らずの間で、マットは黒々と変色していく。

この変色の裏には、相当数のバクテリアや微生物の死骸があり、それがタンパク源になっていることは
間違いないはずだ。

つまり、しっかりと時間をかけて熟成された完熟マットはタンパク源が豊富だということ。
(完熟=劣化マットではないのであしからず)
そして、足りないものはバクテリアということだ。

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知っての通り
ヘラクレスの幼虫は共生菌なしでは育たない。
ヘラクレスの雌は完熟層に卵を産みつけ、
芸術的とも思える大きさの卵室を作成する。
定かではないがその際、卵を守る為、わが子を健康に育てる為に
良質のバクテリアで卵室を守っているという説まであるほどだ。

だからあえて、バクテリア(敵)の少ない完熟層に良質なバクテリアを含む卵室を作成しているのか?
と思えるほどだ。
そして、その良質なバクテリアこそが大型家系に受け継がれる秘伝のバクテリアなのかもしれない。

そして3令にもなると、徐々に中熟層に上がっていく。
中熟層にはセルロースとバクテリアが豊富だが、
完熟層のようにタンパク源はないのかもしれないし、
十分あるかもしれない。
セルロースに関しては、分解を繰り返すサイクルのうち一番厄介なリジン?リグニン?
があるため、完熟系のほうがひょっとしたら多いのかもしれないが…

この辺りが、添加剤を使用して思うような結果でない原因なのかもしれない。

こう考えてみると、多くのHPやブログでオススメしている初2令までは完熟系!というのも
さほど効果がないように感じられる。(一部のマットを除いてだが)

何よりも完熟マットは高い!(笑)

環境の良いマットについては、水分量と通気性これに尽きる。
どんなに良質のマットを使っていたって、これができていなければ、
たちまちカビは生えるだろうし、線虫が湧いてくる。
放置すれば、キノコが生えてくるし、コバエ天国になる。
こればっかりは、皆さんの使用しているマットや飼育環境によるものだからなんともいえない。

現に今確認したけど、●●マットのみにキノコが…

水分量は適度に多い方がバクテリアが繁殖しやすくていいかも。


相変わらずの〜かもしれない文でした。
参考までに。